(無題)

風邪ひいて、仕事休んでしまいました。
もう３日になります。


父「新しく浄水器買ったのか？
　　使い方を教えてくれ。」

僕『これがシャワー。』
父「うん。」

『これが原水。』
「うん。」

『これが浄水。』
「うん。」

『これだけ。』
「これだけじゃ、わからん。」

『そういわれても、スイッチはこの３種類だけだよ
　こっちから出てくるのが原水。
　こっちのカートリッジからでてくるのが浄水。』
「お前、そこまで言うけど
　水にそこまでの違いがわかるのか？」

『すくなくとも、そこまで大きな違いは
　麦茶で飲んじゃったりするから わからないけど
　すくなくとも古い水道を通ってくるんだから
　綺麗になってるほうがいいよ。』
「そんな事、言うなら
　お父さんが最近 お米を変えたことに 気がついたのか？」
『変えたことには気がついてはいたけど
　美味しいかどうかは ちょっと別の話かな？』

「ツヤもあるし、味も美味しくなっただろう！」
『先日まで 炊飯器を洗ったことなかった父に
　そんなこと 言われたくないです。』

「そんなことは、どうでもいい！
　すごい高いやつ買ってきたんだ！」
『先日まで炊飯器を新しくする前の炊飯器で
　お米の味が おかしいことに全く気づかなかった人に
　そんなこと言われたくないです。』

「そんなことは、どうでもいい！！
　お米を変えたんだから、美味しいに決まってるだろう！
　水にうるさいお前なら すぐに気がつくと思ったんだが！」
『そのお米、昨日ぼくが炊こうとしたとき
　米びつには すでに虫が湧いてたけどさ。』

「そんなこと あるわけがない！」
『でました。父の「そんなこと あるわけがない！」と言って
　人の話に全く耳を貸さない いつものやつですね。』

【※1 ここから】

「そこまで言うなら、その虫を見せてみろ！」
『そこの三角コーナーに ４匹ほど捨てたので
　探してみれば？』

「できるわけ、ないだろ！
　第一 この間買ってきたばかりの米なんだぞ！」
『じゃぁ、 この間買ってきたばかりの時から
　今日までの間に 湧いたんじゃないの？』

「もし、そんな虫が湧いていたら
　買った所に 文句言いに行ってやる！
　今すぐ その虫を見せてみろ！」
『何度も言うけど、そこの三角コーナーに捨てたよ。」

「なんでその時すぐ 米に虫が入っていることを 連絡しなかったんだ？！」
『普段 食事の中に虫が入っていても
　お父さんはいつも ぱくぱく食べちゃうじゃん。
　ぼくが「虫が入っている」って言っても
　聞く耳持たない人に 言いやしないよ』

「米に入っている虫は別だ！」
『別の虫かもしれないけど、どっちも嫌です。食べたくありません。』

「そこまでお前が偉そうな事いうなら、その虫を見せてみろ！」
『だから、そこの三角コーナーに捨てたってば。』

【ここから上の ※1 にもどって約4回ほど 同じ内容の話を繰り返し】

『何が気に入らないのか さっぱりわからないです。』
「お前の言ってる事が 気に入らない。」

『じゃぁ、一つづつ 説明する。
　お米を買って来て 袋を開けました。そしたらお米の中に虫がいました。
　それなら、どうぞ お店に文句言いに言ってください。
　お米を買いました。米びつに入れました。１週間経ちました。虫がいました。
　それは うちの保管方法のせいです。』
「そんなのは どこの家庭も 保管方法なんて いっしょだろうが。」

『では、よくスーパーなどに「米びつ用に入れておく防虫剤」があるのは ご存知ですか？』
「知ってる。」

『世の中に そーゆー物が存在する以上、
　お米には 虫が沸くんですよ。』
「それは わかってる。」

『じゃぁ、何がわからないのさ？』
「お前の言ってることが わからない。」

『昨日、米炊く時に
　米びつに虫が入ってたって、さっきから言ってんだろー！』
「そんなこと、あるわけがない！」

『自分の息子が言ってる事が信用出来ないのであれば 別にもう 信用していただかなくて構いません。
　どうぞ、虫を めしあがれ』
「見ていないんだから、わかるわけないだろう。」

『見なきゃわからないの？
　それなら「お米 虫」で ネットで検索でも してください。』
「そこまで言うなら その虫を見てやる。
　今日から 米びつを３日開けっぱなしで 置いておいてやる。」

『どうぞ。』

「いいんだな！ 本当にいいんだな！！」
『見たいんだったら、それがいいんじゃない？』

「・・・。」
『・・・米びつ、開けっ放しにするんでしょ？ どうぞ。』


ぼく、今日で風邪3日目なんだけど
全然良くならない。