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ゲームタイトルの表記について(2021/04/19更新)
https://tadabomland.blog.ss-blog.jp/2015-10-24

そんな事言ったら、店員さんが可愛そうだから 言わないであげてね。っておはなし。

さっきtwitterでつぶやいてみたけど 消しました。
言葉が足りないと思ったので。

何の話か、ブログで書くことにしました。


ある程度 日付が立ったので
ちょっと ぼくからの観点でお話します。
全てを 真に受けないでください。

この間、ニュースにもなっていましたが
お店の商品を盗んだ犯人を防犯カメラで撮影し
顔をWEB上に公開するってのが ありました。

いろんな考えがあると思います。
肯定的な意見も。 批判的な意見も。

警察が犯罪捜査の為に顔写真を公開することはありますが、
お店は警察ではありません。
人を裁くのが お店の仕事ではありません。

もし犯人が出てこなくて、
写真が公開されたとして、
その後 犯人が人権侵害などで訴えてきたとしたら。
でも それって「私は犯人です」って その人は言いに来れるのかな。


あのお店に行ったことある方ならわかると思うのですが、
お店です。
お店なんです。
では接客業としては どうですか?

あのお店では 優先順位が お客様より商品だと思うんです。
でなければ「時を司る集団」って 使わないと思います。

ぼくは悪いとは言いません。
それは企業方針です。
品物に対して金額で表示することにより
商品価値を数字で見えるようにしている訳です。
需要と供給のバランスや価値を 誰にでもわかる「金額という数字」で表示することで
「この商品はこれだけ貴重なものです」と、わかりやすくなります。

個人の所有物であれば そこにどうしても 思い入れなどが入ってしまいますが
生産数、需要、商品状態など 様々が加味されて
客観的な数字として表示されています。

だからぼくは あのお店は すばらしいと思います。
一つの やり方だと思います。


お店によっては 商品価値を さらに高めるために
店舗の内装に力を入れたり、
魅力ある商品説明をするためのPOPを書く為 人件費を費やしたり、
いろんな手段はあります。
お店や立地で 買取価格、販売価格が上下するのも
当然の事だと思います。


話がずれました。

「写真を公開します。」
あれって一種の脅しですよね。
ですが 言い換えると 犯人に示談を申し出ているようにも思えます。

もし、今回のようなお店ではなく
別の店舗形態、別の小売業の店舗だとしたら
「このお店は こんな事するお店なんだ。」
と怖くなって 入店どころか近づかない人もいると思います。
それが一般的ではないでしょうか。

すごい美味しいラーメン屋さんがあったとして
そのラーメン屋さんの主人が すっごい怖い人だったら
それだけを理由で行かなくなる人もいます。

今回の店舗の場合だと
そのようなリスクも少ないんでしょう。
一般の方が求める商品ではない、とても価値として希少な商品を多々扱うお店であり
かつ 上で書いたとおりです。


もし、犯人が どこか別のお店などに
今回の品物を転売していたとしたら。




こっからです。
さっき twitterで書いて 消した内容は。


中古の買取をする お店は
警察から古物の免許を取得して 営業しています。

ゲームや雑誌、CDやDVDとか
車やバイク、バッグや時計、その他いろいろ 買取に売ったことある人なら
やったことあると思います。
「身分証明書見せてください。」
「名前と住所書いてください。」
とかいろいろ。
古物商のルールみたいなもので
お店の人は お客様に いろいろお願いしています。

この、買取をしている お店の人は
じつはお客様や 持ち込まれた品物を
いろいろと調べています。

お客様としては
欠品していないか? 壊れてないか? 傷はないか?
という理由で商品を調べている(査定している)んだと 思われがちです。

いや、そーです。
確かにそのとーりです。

ですが、店員さんは 他の箇所も調べています。
それは 持ち込まれた品物が 盗品ではないか? という事です。
古物のルールで「盗品は買い取っちゃだめだよー。」と決められています。

詳しくは お話できないけど(各店のルールとかもあるけど)
例えば
「あれー?これ 他店さんの防犯ケースに入ったままだー。なんでだろう?」
「んーー? このDVD 今日発売されたばかりなのに なんで買取に持ってきたんだろう?」
「おやー? なんでこのゲームソフト 封が開いていないんだろう?」
「あれれー? この持ち込まれたバイクの製造番号・・・。」
とか。

あと、ちょっとした事ですが
調べているのは 商品だけではありません。
持ってきた お客様本人の事も 見ています。
お客様の会話や しぐさなどから 読み取ることも あるんです。

店員さんと目を合わせて 話そうとしない。
声が ぼそぼそと返事をして ちゃんと会話しようとしない。
ずーっと落ち着くこと無く、早くお店を出ようと 急かす。
など、「発言や行動など不審な点があったら 盗品かもしれないから気をつけて!」
みたいな事を警察からの指導として あったりします。

もし盗品が持ち込まれた場合があったら
警察に連絡するわけです。

それで今回の件。
あれだけ「これが盗まれたんです。犯人はこの人です。」
なんて大々的にやられちゃって
もしそれが 他のお店とかに持って行かれたら
「わー! これって こないだニュースになってたやつと おんなじやつだー!」
ってなります。

あれだけ有名な商品になっちゃったら
他に持ってくことも できないでしょうけどね。



最後に ひとつ、お願いがあります。
今日のこのブログのタイトルを
ここで回収します。

なんだか 取材とか興味本位とかで
いろんなお店に対して
「これって 元々は盗品だったんじゃないですかー?」
って 店員さんに 聞いちゃう人がいるみたいです。

上でも説明したんですが
お店の人は 買取時の査定に いろいろがんばっています。
そんな質問しちゃうって事は
言い方を変えると
「お前の目は 節穴なんじゃないですか?」
って侮辱しているのと おんなじような事です。
とっても失礼だから そんなこと言わないであげてね。



8/19 追記。
犯人さん、捕まったのね。
しかも 転売したところ 足がついたとか。

そんなの バレるに決まってんのに
売りに行ったんだね。

救いようがないわ、この犯人。
ニュースで顔 出ちゃったりするん?
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